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誤解していませんか?転職希望のエンジニアに必要なコミュニケーションスキルについて

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社交性ではなくコミュニケーションスキル

人が誰かのために仕事をするという時、その誰かがどうすれば満足するのか、という点を疎かにするわけには行きません。そこには必然的にコミュニケーションが生まれるのであり、社会の中で仕事をする以上、一定レベルのコミュニケーション能力は不可欠であるといえるでしょう。しかしこれは社交性が高いことと同じではありません。

社交性ではなくコミュニケーションスキル

ビジネスに必要なコミュニケーションとは

まずエンジニアがクライアントのためにシステムを開発するという場合、すべての段取りが済んでいて、後は自分一人が黙々と作業をこなせばよいという場面があるかもしれません。しかしそうであっても、何らかの確認や問題の解決などで、どうしても人とのコミュニケーションを必要とする場合があるものです。そしてそこで交わされる会話において、天気の話や最新のニュースを話して相手をリラックスさせたり、周囲の空気を和ませるということは、それほど重要ではありません。むしろお互いに定められたスケジュールと限られた予算とを十分に理解した上で、問題とそれに対応した解決策を適切に提示出来たり、手短に不明な点を明らかに出来ればよいのです。つまり状況判断が適切であって、それを相手に分かるように伝えることが出来、しかも問題点には自分で考えた上で解決策を示すことが出来るというように、具体的かつ限られた範囲における想像力を要するものなのです。

伝え方を工夫する

さてここで、自分が聞き手であった場合に、どうにもまとまらない話の行方に痺れを切らした経験があるかもしれません。話し手の中には、特に失敗したり焦っていたりという場面では尚更なのですが、自分が話したいことを上手くまとめられずに話し始めてしまうことがあります。そして話そうという気持ちが強いと、聞き手のことを考えられなくなるものです。しかし相手がどこまで知っているのか、どのような立場でその話を聞くのか、など話し手が話し始める前に、自分の中で想像しておかなければならない点は少なくありません。すなわちビジネス上のコミュニケーションには、どうすれば相手に分かりやすく伝わるのか、という工夫が特に大切なのです。まず重要なことをあれもこれもと、詰め込んで一息に話すことは止めましょう。あらかじめメモを作って自分自身の頭を整理しながら、問題点や確認したい点が全部でいくつあるのか、そしてそれぞれを短い言葉で要約しながら、重要な点は言葉を変えて繰り返し説明します。その際には自分が話している言葉が思う通りの意味で相手に伝わっているのかどうか、相手に絶えず確認を促しましょう。相手が頷くだけで何も言わないとしても、完全に理解しているとは限らないのです。そしてプロとしてビジネスの現場に立つ以上は、問題点を指摘する場合には、それに対する解決策を自分なりにまとめておきましょう。

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